ケトジェニックダイエットでのMCTオイルは必要?摂取する目的とは?

ケトジェニックダイエットを始めようとしている方で、ネットや書籍など見て情報収集していると【MCTオイル】という名前を見かけることがあると思います。

そこには「ケトン体を素早く増やせる」「脂肪になりにくい油」などといったことが書かれていたと思いますが、それらの情報を見て「実際に必要なのか?」と疑問に感じた人もいるのではないでしょうか?

ずばり、結論から先に言うと、ケトジェニックダイエットに【MCTオイルは絶対にあったほうが良い】です。

大きな理由としては、先程も少し触れましたが【ケトン体を素早く増やせる】からというのが1番の理由になります。

ケトン体を素早く増やすことで【※ケトーシス】に早く移行することができるので、ケトジェニックダイエットを確実にかつ、早く結果を残すことに非常に役に立ってくれます。
※体がケトン体をエネルギーとして利用している状態

そこで本記事では【ケトジェニックダイエットとMCTオイル】について解説していきます。

MCTオイルとは?

まずは、簡単に「MCTオイルってなに?」ということを説明していきたいと思います。

MCTオイルダイエットに詳しい、畠山先生はMCTオイルについて以下のように説明しています。

MCTオイルとは、中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglycerides)100%のオイルのことを指します。長鎖脂肪酸を多く含む一般的な油は体脂肪として蓄積しやすいのですが、この中鎖脂肪酸は吸収・代謝スピードが速いためすぐにエネルギーに変わり、体脂肪になりにくいのです。

『驚異のMCTオイルダイエット』 畠山昌樹

正直、この説明で十分すぎるので付け加えることはありません(笑)

なので、次は【MCTオイルを摂取する最大のメリット】について解説していきます。

MCTオイルはすぐにケトン体になるので【ケトーシス】に素早く移行できる

MCTオイルを摂取する最大のメリットは【ケトーシスに早く移行できる】という点です。

ケトーシスとは?

ケトーシス▷血中のケトン体が増えて、ケトン体を主にエネルギーとして使っている状態になること。

私たちは通常であれば、糖質からエネルギーをつくり出す【解糖系】というエネルギー回路を使用して活動しています。

そこで、ケトジェニックダイエットでは【糖質制限+脂質の摂取】で、活動エネルギーを【糖質▷脂質】へと変化させます。

そして、最終的に脂肪酸をエネルギーとして使うケトン体を使ってエネルギーを生み出す【ケトン体回路】を呼び起こします。

このケトン体回路を早く呼び起こすには【多くのケトン体】が必要なのですが、そこでMCTオイルの出番です。

MCTオイルは【摂取してすぐにケトン体して利用が可能】なので、【早くケトン体回路を回すことができる=ケトーシスに早く入る】ということを手伝ってくれます。

脂肪細胞は糖質が枯渇したときだけケトン体をつくるのに対し、ココナッツオイルなどに含まれる中鎖脂肪酸は、摂ったら直ちに肝臓に運ばれ、ケトン体をつくることができます。スピーディーに体内のケトン体量を増やすことができるのです。

『糖質制限+肉食でケトン体回路を回し健康的に痩せる!ケトジェニックダイエット』 斎藤糧三

ここまで読んだ方の中で「なんでケトーシスに早く入れるのが良いのか?」と疑問に思う方もいると思います。

そこで簡単に「なんでケトーシスに早く入れたほうがいいのか?」というのを説明します。

その理由としては、ケトジェニックダイエット初期というのは前述した【解糖系】が使われているけれど【糖質の摂取量が少ない状態】なので、ただただ低血糖で辛い状態が続きます。

その状態を抜け出すためには【一刻も早くケトーシスに入れる】こと以外解決できないから、食事制限に加えて、MCTオイルの摂取で【ケトン体を一気に増やす】というのが有効なのです。

ココナッツオイルよりも純粋なMCTオイルが◎

MCTオイル以外にも【中鎖脂肪酸】が含まれるオイルは数種類存在します。

例えば【ココナッツオイル】なんかがそれに該当します。

ですが、ケトジェニックダイエットでは【MCTオイル一択】で油を選んでいただきたいです。

その理由として、ケトジェニックダイエットい詳しい山本先生が以下のように述べています。

ココナッツオイルは味も良く、簡単に入手できますが、効果としては純粋なMCTのほうが高くなります。MCTは長鎖脂肪酸(パルチミン酸)に比べて4倍早く酸化され、ケトン体生成量は10倍にもなります。しかし、ココナッツオイルは摂取3時間後に血中ケトン体レベルが最大いなるのに対し、MCTは摂取1.5時間後には最大レベルになります。

『脂肪酸とケトン体〜糖質制限ダイエットの科学〜』 山本義徳

このようにMCTオイルはココナッツオイルの【約2倍】の効果が期待できるので、中鎖脂肪酸は【MCTオイル】で摂取していきましょう!

MCTオイルは一気に摂取すると下痢になる恐れがある

MCTオイルを摂取する上での注意点は【一気に摂取するとお腹がゆるくなることがある】です。

体に良いオイルといっても所詮は【油】なので、摂りすぎてしまっては、便が緩くなってしまうので注意しましょう。

「早くケトーシスに入れたい!」と思っても、下記の推奨量を守るようにしていきましょう。

MCTは消化が早い分、お腹が緩くなってしまうことがありますので、できるだけ小分けにして(1回5g程度)を摂取するようにしましょう。5gでもダメな場合は、少量のレシチン(ティースプーン半分程度でOK)に溶かして乳化させると良いかもしれません。

『脂肪酸とケトン体〜糖質制限ダイエットの科学〜』 山本義徳

【レシチン】▷水と油を乳化させる効果を持つ成分(サプリもある)

まとめ

今回は【ケトジェニックダイエットとMCTオイル】について解説してきました。

ケトジェニックダイエットでMCTオイルを活用すると【ケトーシス】に素早くいれることができるので、ケトジェニックダイエットで早く成果を出すことができるようになります!

ですが、MCTオイルを一気に摂取すると【お腹を下す】ということが起こるので、焦らずに適量を摂取していきましょう。

それでは!!

本記事のまとめ

・MCTオイルは中鎖脂肪酸100%の油
・MCTオイルを使うことで早くケトーシスに入れられる
・ココナッツオイルなどより純粋なMCTオイルが◎
・MCTオイルは量を守らないとお腹を下す可能性大
おすすめの記事