ケトジェニックダイエットの空腹感の原因は?確実な対処法について紹介!

ケトジェニックダイエット初期段階では【空腹感】に襲われることがあります。

その空腹感の主な原因というのは2つあって、以下のような理由が挙げられます。

空腹感の原因

・主エネルギー源が糖質▷脂質に切り替わってない
・脂質の摂取不足により空腹感

この2つの原因が、ケトジェニックダイエット中の空腹感を促してしまっている可能性が高いです。

なので、本記事では【ケトジェニックダイエット中の空腹感の原因・対処法】について解説していきたいと思います。

ケトジェニックダイエットで空腹感に襲われる原因

ここからは、ケトジェニックダイエットで空腹感に襲われる原因である【エネルギー源が切り替わってない】と【脂質の摂取量が不足している】ということについて詳しく説明していきます。

エネルギー源が糖質▷脂質に切り替わってない

まず、1つ目の原因である【エネルギー源が糖質▷脂質に切り替わってない】について説明していきます。

私たちは、通常、糖質を摂取し、糖質からエネルギーを生み出して活動しています。

糖質からエネルギーを生みだす体内の回路を【解糖系】といいます。

毎日、毎食のように糖質を摂取していると、体内に糖質が充満し、筋肉や肝臓に【グリコーゲン】などに変換され、貯蔵されていきます。

それでも使いきれなかった、貯蔵しきれなかった糖質は【インスリン】の働きによって【体脂肪】となり、太ってしまうのです。

これが【糖質=太る】といわれる所以なのです。

そこでケトジェニックダイエットでは【糖質の摂取量を0、ほぼ0】にすることで、体内の糖質・グリコーゲンを一旦枯渇させます。

そうすると、人間の体は危機を感じ【糖新生】というシステムが作動します。

ヒトには自力で糖エネルギーを生み出す「新糖生」というシステムが備わっています。(中略)脂肪から分解されるグリセロール、筋肉を構成しているアミノ酸などを材料に、糖をつくり出すのです。

『糖質制限+肉食でケトン体回路を回し健康的に痩せる!ケトジェニックダイエット』 斎藤糧三

このように糖質を制限することで、体のエネルギー源が【糖質▷脂質】へと切り替わっていきます。

このエネルギー源となる脂質(脂肪)のうちの1部が肝臓で【ケトン体】という物質に変化し、そのケトン体を使って体を活動させるのが【ケトジェニックダイエット】なのです。

このような【回路の切り替え】が起きるまで、簡単にいうと【糖質が枯渇するとき】というのに顕著に【空腹感】が出ることが多いです。

脂質がエネルギー源に切り替わるまでは、まだ体のエネルギー回路が解糖系なので、ケトジェニックダイエット初期というのは【ただただ糖質が不足している状態】です。

そのため強い空腹感に襲われるのです。

なので、ケトジェニックダイエット初期というのは、まずこの【回路の切り替え時の空腹感】を乗り越えなければいけないのです。

脂質の摂取量が不足している

次は、2つ目の空腹感の原因である【脂質の摂取量が不足している】について解説します。

先程は、ケトジェニックダイエット初期の【エネルギー源の糖質▷脂質の転換】が起きるときに糖質不足による空腹感が起きるという話でした。

次は、【エネルギー源が脂質に切り替わってからの空腹感】の原因について解説します。

ケトジェニックダイエットは実施から【※約2日~1週間程度】で、ケトン体が増え、体重が落ち始めます。
※【参考】『糖質制限+肉食でケトン体回路を回し健康的に痩せる!ケトジェニックダイエット』 斎藤糧三

ということは、遅くてもほとんどの人は【1週間以内に脂質が主なエネルギー源になってる】ということになります。

なので、ケトジェニックダイエットを開始して1週間程度で【空腹感】を感じている人は、【脂質不足】であるといえるでしょう。

先程、【解糖系で糖質が不足している状態は空腹感が強く出る】と説明しましたが、【ケトン体回路(脂質メイン)が周り始めてからの脂質不足】というのはそれと同じ状態であるといえます。

なので、ケトジェニックダイエット中期以降で空腹感を感じている人というのは、【単に脂質不足】なのです。

一旦、食材や食事を見直して、「脂質を十分に摂れているか?」というのをチェックしてみましょう!

ケトン体は食欲を低下させる効果がある

ここまでは【ケトジェニックダイエット中の空腹感の原因・対処法】について解説してきました。

最後に【ケトン体と食欲】についてのお話をしたいと思います。

ケトジェニックダイエットで主なエネルギー源として使われる【ケトン体】には【食欲を抑える効果】があります。

そのメカニズムについて、ケトン体に詳しい福田先生が以下のように述べています。

ケトン体に含まれる「β−ヒドロキシ酪酸」という物質には、食欲を低下させる効果があることが方向されています。
(中略)また、空腹時には食欲を高める働きをする「グレリン」の分泌が増えるのですが、ケトン体にはこのグレリンの産生を抑制するという報告があります。

『やせる!若返る!ケトン体食事法』 福田一典

このようにケトジェニックダイエットは正しく実践することができれば【ダイエット中の敵である食欲】を抑えることできるのです。

このような点からもケトジェニックダイエットは【非常に優秀なダイエット法】であることが伺えます!

まとめ

今回は【ケトジェニックダイエットと空腹感】について解説してきました。

ここまで読んで頂いた方なら、エネルギーを作り出す回路によって【空腹感が出る原因】が違うことが分かったと思います。

なので、現在、空腹感に悩まされている人は「自分がどの原因で空腹感に襲われているのか?」というのを見極めて対処してみてください!

それでは!

本記事のまとめ

・ダイエット開始初期は糖質メインのエネルギー回路だから糖質が不足すると空腹感が出る

・ケトン体回路が回り始めたら脂質不足が空腹感の原因になり得る

・ケトン体は食欲を抑える効果があるので◎

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