ケトジェニックダイエットはキツい?実際のところどうなのか調べてみた!

糖質を制限し、脂質を多く摂取することで、体を動かすメインのエネルギー源を【糖質▷脂質】に切り替えていくダイエット法であるケトジェニックダイエット。

最近は、筋トレ界やボディメイクをする人の間でケトジェニックダイエットが流行しており、それをYoutubeやTVなどを通じて目にして実践しようと考える人は少なくないと思います。

実践しようと考えている人が1番気になるのは「ケトジェニックダイエットは辛いのか?そうでないのか?」という点だと思います。

結論から先に言うと【どちらとも言えない】です。

そう考えられる理由としては以下のようなことが挙げられます。

ケトジェニックダイエットはキツイ?

【キツくないといえる理由】
▷ただの糖質制限より空腹感などが少ない
▷ケトン体に空腹感を抑える効果がある

【キツイといえる理由】
▷初期段階の【低血糖】が辛い
▷糖質好きの人は向いていないかも

本記事では、上記の理由をもとに【ケトジェニックダイエットのキツさ】について解説していきたいと思います。

ケトジェニックダイエットはキツくないと考える理由

まずは【ケトジェニックダイエットがキツくないと考える理由】について解説していきます。

中途半端な糖質制限より空腹感を感じないから

まず、1つ目の理由は【中途半端な糖質制限より空腹感を感じない】からです。

私たちは普段、糖質を食事から摂取し、それをエネルギー源として活動しています。

なので、中途半端に緩く糖質制限ダイエットを行うと【糖質不足の状態=低血糖】に陥ります。

大体、ダイエット中に感じる「だるい…」というのは、この低血糖のせいです。

また、低血糖の状態というのは【強い空腹感】にも襲われます。

なので、常にお腹が空いているような状態になり、それに加えてだるさもあるので、多くの人がダイエットで挫折してしまうのです。

このことについてケトジェニックダイエットに詳しい山本先生は以下のように述べています。

ケトーシスになっていない場合、脳だけでも一日に120gの糖質が必要となりますので、中途半端に糖質制限すると血糖値が低下し、エネルギー不足や空腹感に悩まされることとなるでしょう。

『脂肪酸とケトン体〜糖質制限ダイエットの科学〜』 山本義徳

▷【ケトーシスってなに?

その点、ケトジェニックダイエットは糖質をほぼ摂取しないので、最初は辛いものの、ケトーシス(脂質を主エネルギー源とする状態)になれば、血糖値の上下がほぼなくなるので、空腹感やだるさに襲われることはなくなります。

なんなら、常に頭が冴えている状態になり、食後の眠気なども起こらなくなるので、仕事やスポーツのパフォーマンスも向上します。

そういった意味では、ケトジェニックダイエットは他のダイエットに比べると【優しい】かなと感じます。

ケトン体には空腹感を抑える効果がある

2つ目の理由は【ケトン体には空腹感を抑える効果がある】です。

ケトジェニックダイエットでは【ケトン体】という脂肪酸から作られる物質が生成されます。

このケトン体が血中に満ちている状態になると、体についている脂肪をエネルギーとし、【分解・消費】されていくので痩せていきます。

そんなケトン体には【空腹感を抑える】という副次的な効果も存在します。

具体的にいうと、ケトン体に含まれる【β−ヒドロキシ酸】という成分に空腹感を抑える効果があります。

ケトン体の空腹を抑える効果

・β−ヒドロキシ酸には空腹感を抑える効果がある
・ケトン体にはグレリン(食欲を高める成分)の産生を抑える効果もある
【参考】『やせる!若返る!ケトン体食事法』 福田一典

このようにケトジェニックダイエットがうまくいくと、ダイエット中の最大の敵である【空腹感】を抑えることができます。

このように【挫折することなく痩せることができる・辛い空腹感が少ない】というメリットがあるので、ケトジェニックダイエットは辛くないと考えられます。

ケトジェニックダイエットがキツいと感じる原因は【低血糖】

今度は逆にケトジェニックダイエットがなぜキツいといわれる原因について解説していきます。

序盤でも少し触れましたが、ケトジェニックダイエットがキツイといわれる理由は【低血糖による体調不良】が原因だと思います。

私たちは通常、糖質をもとにエネルギーを生み出し、回す【解糖系】というエネルギー回路を使って活動しています。

そんな普段、解糖系を使って生きている私たちがケトジェニックダイエットで糖質の摂取量を極端に減らすとどうなるかというと【ただただ糖質が不足している状態】になります。

そうなると【低血糖】になり【だるい・空腹感・ふらつき・吐き気など】の体調不良が生じ、そこでケトジェニックダイエットを断念してしまうという人が多いため、「ケトジェニックダイエットは辛い…」と考えられがちなのです。

通常の食事、あるいは普通のダイエット食からケトジェニックにするとき、一番問題となるのが「低血糖」です。普段は糖質をエネルギー源にしているわけですから、急に糖質を制限したらエネルギー切れは免れません。低血糖になれば糖新生も起こりやすく、筋肉がどんどん分解されてしまいます。

『脂肪酸とケトン体〜糖質制限ダイエットの科学〜』 山本義徳

ですが、【ケトジェニックダイエットがキツくないと考える理由】の部分で話したメリットもあるので、【ケトジェニックダイエット初期の段階をいかにして乗り越えるか?】というのが大事な部分になってくると思います。

低血糖の状態を抜け出すには【早くケトーシスに入れる】ということが大事になってくるので、それについては下記の記事で詳しく書いてるので、ぜひ参照してみてください!

糖質好きの人はローファットダイエット(低脂質)がおすすめ

あとは「糖質が大好き!」という人は単純にケトジェニックダイエットはキツイと思います。

知っている、わかっているという人も多いと思いますが、【糖質】というのは以下のようなものに多く含まれています。

糖質の多く含まれるもの

・ご飯・パン・麺類
・お菓子類・ケーキ類
・お酒(醸造酒)▷ビールや日本酒など
・調味料▷ケチャップ・ソース
・野菜▷芋類や根菜類(れんこんなど)

上記のようなものが「大好き!」という方は、ケトジェニックダイエットよりも【ローファットダイエット(低脂質)】のほうが向いていると思います。

ローファットなら脂質に注意すれば、糖質の摂取はある程度融通が効くのでケトジェニックよりは辛くないかなと思います。

糖質を我慢できる人は【ケトジェニック】そうでない人は【ローファット】という感じで自分に合ったダイエット法を選ぶようにしていきましょう!

まとめ

今回は【ケトジェニックダイエットはキツイ・キツくない点】について解説させていただきました。

ケトジェニックダイエットは非常に効果的なダイエットではありますが、始めたての初期段階では【低血糖による辛さは免れられない】です。

反対にそこを乗り切ってしまいさえすれば、他のダイエットよりも【空腹感を感じない・だるさが少ない】といったメリットもあります。

なので、糖質が我慢できる人は【ケトジェニック】で、できる自信がない人は【ローファット】でダイエットするのが良いと思います!

自分に合ったダイエット法で【継続する】というのが、痩せるのには1番大事なのでそこに重きを置いて考えるようにしましょう。

それでは!

本記事のまとめ

・中途半端な糖質制限よりケトジェニックの方が辛くない

・ケトン体には【空腹感を抑える効果】がある

・ケトジェニックで辛いのは初期段階の【低血糖】

・糖質好きの人は【ローファット(低脂質)】がおすすめ

おすすめの記事